このような看板がたくさんある。隠れキリシタンが多かったのだろうか

 

青森も残すところ、実質1週間となった。

今日は、前々から気になっていた新郷村にある「キリストの墓」に行くことにした。(もちろん単独である。)

今日は、いつも目にする青森に多いキリスト関係の看板がやけに気になる。

三沢はいい天気であったが、新郷村に近づくに連れて、時折雨が降る。

 

車で約1時間、キリストの墓に到着した。

 

 

 

伝承館(200円)があったので、後で入ってみることにした。

 

キリストの墓(昭和10年発見)

伝承館によると、手前がキリストで奥は弟のイスキリ(聖書には登場しない)の墓らしい(湧説ゆうせつ

ゴルゴダの丘で磔刑に処されたのは弟のイスキリであり、キリストは密かに八戸から渡来し、

「渡来太郎大天空」と名乗り、新郷村(元々は戸来村:ヘブライが訛ったものとされる)

で106歳の長寿を全うしたらしい。

 

新郷村にはユダヤに縁のある風習や習慣が多く残っているようである。

 

キリストの墓 伝承館で、大石神ピラミッドという名所が近くにあると言う情報を入手した。

 

早速カーナビにて向かう。

しかし、後700メートルと言うのに、ピラミッドらしき山は見つからない?

大石神ピラミッド

ちょっとした山道に入っていったが、どうやら車で行けるようである。

山を登り始めて、しばらくすると鳥居が見えた。

ここが、大石神ピラミッドでらしい。

車を止めて登ってみた。

我が国にはエジプトのピラミッドより尚古いものが7基存在するとされ、4個目に発見されたものが、ここ「大神石ピラミッド」らしい。

巨石が点在している。

写真奥の方位石はその割れ目が正しく東西を示しており、手前のは太陽石(当時は光っていて太陽を礼拝した)だそうである。

 

更に頂上に「上大石神ピラミッド」があるらしい

ここの巨石が、北極星に向い南北を指し、大石神ピラミッドの巨石と合わせてピラミッドの条件を満たすらしい。

 

 

 

200メートルほど急な斜面を登ったところで明るくなってきたと思うと、巨大な岩が見えてきた。

人力で、ここまで運んできたとしたら、ピラミッドと言ってもおかしくないと思える。

なかなかの鳥観であった。

 

雨が無ければもっとゆっくりできたのだが・・・

 

美しい田園風景を見ながら帰路につく

日本人は宗教心が低いと思われがちだが、逆に高いということをご存じであろうか。

なぜならば、宗教というものは、宗教心の低い文化圏になだれ込むからである。

もしも、宗教心が低ければ、日本人全部が、仏教徒か

あるいは戦後キリスト教徒になっていたかも知れ無い。

もしも、日本にキリスト本人が渡来していたら(^_^)

ますますキリスト教徒になるチャンスであったことだろう。

 

自分は仏教徒とだ思っている人がいるかも知れない。

しかし、日本人の仏教は、本当の仏教ではないのだ。

死んだら誰でも仏様になるなど、滅相もないことである。

これは、神道に習って変形した日本独自のものなのだ。

日本人は死んだら神になる。

神は山にも海にも森羅万象に存在する。

神だと言われれば、疑わずに敬うのだ。

キリスト=GOD=神(誰が訳したのか?)

ではないのに日本人にとっては同じなのである。

それが日本人の宗教心なのだ。

一つの宗教に固執することのない。その必要性が無い。

素晴らしい??宗教心(国民性)なのである。

青森・・・まだまだ見るところがたくさんあるのになぁ・・・

 

 

3’ 6. 1

 

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byいとま放浪記