テンの家と散歩

すっかりお気に入りの様子

テンの予防接種が終わり、ようやく外出OKとなった。

さっそく新品の犬小屋を組み立てた。

 

しかし、すぐ噛み噛みごらんの有様である。

うちの中でも相当暴れ回っていたようである。

全く散歩にならない

 

娘たちの話しでは散歩に連れて行っても歩こうとせず、無理に引っ張るとテンと綱引き状態になり、足の肉球から出血したと言う。

 

確かに無理に引っ張ると四つ足で思いっきり踏ん張って動こうとしない。

 

そこで首輪だと締まってかわいそうだと言うことでこのような胴体に巻くベルトをつけたらしいのだが、過保護である。

 

全然動かないので公園まで抱えて連れて行った。

公園での行動半径は狭く、草の匂いを嗅いだり、転がっている小石をガリガリと食べるだけ、そのたびにしかりつけてはき出させなければならず散歩にはならなかった。

しかし、瞬間的にヒモを引っ張ってテンの体を宙に浮かせてしまえば、テンは抵抗すらできないことに気がついた。

その後は、従わなければそれをくり返しているうちに、あっという間に散歩をするようになった。

そして走る走る、娘たちはもうついてこれなくなった。

 

もう胴体用のベルトも不要となった。

花壇に被害を与えない半径で活動できるようにした。

あれ、一人多いぞ

わずかしかない休日であったが

家族で都府楼跡にお花見に行った。

 

あれ、うちの家族に混じって小さい男の子が写っている。

 

ひょっとしたらテンが男の子の姿になってついてきたのかもしれない。

お花見には犬を連れた家族連れが結構いた。

 

本当にテンも連れてきてやれば良かった。

 

天気が良すぎてバテ気味のテン

この後、小屋の中に直接陽が入らないように向きを変えて、家と小屋の隙間に避暑のスペースを作ってやったのだが、「勝手に家を動かすな」と怒る怒る・・・

しかし、夜になると冷え込むので、女房のヤツこっそり玄関の中に置いてある柵の中にテンを移していた。

「だって寒いじゃない」って全くもって過保護である。

18.4.2

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@男の子誕生

 

 

byいとま放浪記